「年収5500万円から生活保護へ」元人気ブロガーが"どん底"で見た景色
立花さんは、2008年12月に最初の奥さんと離婚。2010年4月に2度目の結婚に踏み切った。
「2回目に結婚した女性は、僕が19歳からの知り合いで、クリエイターとしてもずっと憧れてきた人。たまたまネットで再会し、彼女から仕事やプライベートの相談を受けるようになり、そこから愛し合うようになっていきました」
40歳を目前に、若いころから憧れていた彼女と一緒になれた。
「もう、『彼女の幸せが自分の幸せだ』と本気で思い込んでいました。彼女の幸せのために全エネルギーをつぎ込んで、仕事をぶん回していましたし、彼女のためにがんばれていたんです」
まさに人生のピーク、そこで起きた現実
収益も右肩上がり、プライベートも充実。まさに人生のピーク。一緒になってからビジネスも拡大し、Win-Winの関係だと思えた。

しかし夫婦として最高潮だったのは、一緒に暮らし始めて数年のみだった。
「家族になってから、徐々に夫婦生活がうまくいかなくなっていったんです。ひとりで解決できる問題でもないので、急かさずに合わせるようにしていました」
2014年6月には二人で株式会社ツナゲルを設立。コラボセミナーをするなど、ビジネスは順調そのもの。二人の関係性は2年をかけて「夫婦」から「ビジネスパートナー」に変化していった。
そんなある日、彼女の口から出てきたのが「お互い、ポリアモリー(複数恋愛)しよう」という提案だった。
「奥さんが『これからの男と女のパートナーシップっていうのは、日本の既存の婚姻関係上にはないものなんだ』と言ってきて、ポリアモリーをしようと言ってきたんです」
最初は冗談だと思い、話半分に聞いていた。
「しかし、奥さんが何度も提案してくるので『本当にいいのか』と何十回も問いただしたんです。彼女は『全然いい、むしろやろう』と一点張り。話し合いの末、その価値観を受け入れてみることにしました」
無料会員登録はこちら
ログインはこちら