「12歳、1人暮らし」すがちゃん語る破天荒父への愛 小学生の頃は父のナンパを手伝わされて(笑)

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すがちゃん最高No.1 ぱーてぃちゃん
12歳、中1の春。父親の「1抜けピ」を皮切りに1人暮らしを始めたすがちゃん最高No.1さん(筆者撮影)
2022年元日の日本テレビ「ぐるナイ おもしろ荘」に出演し、一気に注目を集めた男女トリオ「ぱーてぃーちゃん」のすがちゃん最高No.1さん(32)。ギャル2人をすがちゃんがまとめるスタイルで、オンリーワンの存在感を見せています。4月26日に発売される初の著書『中1、一人暮し、意外とバレない』で自らの生い立ちについて吐露しています。ポップなルックスに内包された亡き父への思いとは。

行動原理がわからない父(笑)

もともと、中学の頃から1人暮しはしていたんですけど、自分としてはそんなに興味を引く話ではないと思っていたんです。

ヨソの家とは少し違う父親との話もあるけど、それこそ「麒麟」の田村さんがお書きになった「ホームレス中学生」もあるし、それでも、わざわざ自分から発信するほどのことではない。そんな意識だったんです。

ただ「Aマッソ」さんのYouTubeチャンネルでその話をする機会があって、想像以上に反響があったんです。さらに、いろいろな番組からお声がけもいただきまして。

その流れで「ゴッドタン」(テレビ東京)に出演した時に、劇団ひとりさんから「これは番組で話すどころじゃなく、本を書いて映画化するレベルだよ」と言ってもらったんです。「そこまで言っていただくなら、もしかして意味があるのかな」という感覚になったところで、これもご縁なんですけど、まさに「ホームレス中学生」を担当されていた編集者さんが興味を持ってくださいまして。あらゆるご縁が重なって本を出すことになりました。

改めて本を書く中で反芻したのが親父の破天荒具合でした。親父は3年前に亡くなっているんですけど、本当に行動原理がわからない人間でして(笑)。

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