「マウント取りたがり」「意地悪」「自分の都合ばかり優先」…避けられない職場の人間関係、"困った人たち"に振り回されない方法

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周りの人に振り回されずに、気持ちよく仕事をしていくには、苦手な人をどのようにとらえればいいのでしょうか(写真:polkadot/PIXTA)
精神科医・産業医として、23社の社員の悩みに寄り添う、尾林誉史医師。控えめに言って、面談にやってくる方のうち、半数以上が職場の人間関係で悩んでいるのだそうです。
いやな仕事先や顧客もあるけれど、一番大変なのは社内。直属の上司はもちろんのこと、同僚や後輩との関係で疲れてしまう人も多いようです。
周りの人に振り回されずに、気持ちよく仕事をしていくには、苦手な人をどのようにとらえればいいのか。尾林氏の新著『精神科医が教える 休みベタさんの休み方』から対策をお伝えします。

心の中で一度、ていねいにディスる

職場では、上司以外にも、いろいろな「クセのある人たち」に出会うでしょう。

マウントを取ってくる人/権威をちらつかせてくる人/意地悪してくる人/自分の都合優先の人/やたらと大声で話す人/人の電話をすごくよく聞いている人/ゴーイングマイウェイの人

……あげていくとキリがありません。そういう人たちとあたってしまうと、毎日のことなので、とても耐えがたいですし、どう接すればいいか悩んでしまうことになります。

僕はそういうときに、苦手な人とはあまり近づかないようにして「心の中でていねいにディスる」というのをおすすめしています。

「ご自身がどんなことをしているのか、認識する能力がないんですね」「今の世の中に合わせることが、おできにならないでしょう」「もう本当に生きている価値があるんだかないんだかわからない方ですね」

とか。一度ていねいにディスって、さっぱり次に行く、というのをやってみてはどうでしょうか。

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