大阪・梅田《フードコート激戦区の絶対王者》「ウメダフードホール」が楽園だった。美食からガッツリ系まで揃う《地下のオアシス》を大満喫!

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ストロベリーチョコのクレープは、上にちょこんと苺が載って、その下にあるクリームがかわいらしい。私の知っているクレープは手巻き寿司のようなスタイルだが、こちらのクレープは天辺が丸まっているのも珍しい。

かぶりつくと、中にはたっぷりのクリームと、固形のチョコ。皮のモチモチ感、そしてチョコのポリポリとした食感は斬新に感じる。

クレープ
天辺が丸まっているのも珍しい(筆者撮影)

意を決して台湾ビールを飲んでみると、意外にも相性は悪くない。フードコートでもなければ、スイーツでビールを飲むなんてことはできない。これだからフードコートはやめられない。

台湾ビール
スイーツでビールを飲むのも悪くない(筆者撮影)

待ちに待った小籠包は、しばらく時間がたったにもかかわらずまだあたたかい。上部はもっちりめ、下はかなり火入れがされているのかかなり硬めの二層構造である。

一口で食べるには少し大きいものの、頬張ってかむとたっぷりの肉汁がほとばしる。猫舌なので、クレープを先に食べているうちに熱々からほどよい温度に変化していて、僥倖。

小籠包
たっぷりの肉汁がほとばしる!(筆者撮影)

ここまで守備範囲の広いフードコートは珍しい

今回はあえて大阪・関西のものを中心に選んだが、このウメダフードホールは普段使いのフードコートとしてももちろん機能する。

というか、そっちのほうがメインだろう。メジャーどころのチェーン店には頼らず、ここまで守備範囲の広いフードコートはなかなか珍しいのではないか。

最近は妙に高かったり、昼飲みにシフトしつつあるのがフードコートのトレンドだが、このウメダフードホールは保守本流とも呼べるフードコートだろう。

【もっと読む】大阪の「全員立ち食いフードコート」が“コスパ最強”すぎた。「ラーメン390円」「いか焼き187円」!阪神百貨店《スナックパーク》の凄さをルポ では、大阪・阪神百貨店にあるフードコートを、フードコート愛好家の鬼頭勇大さんが探訪、豊富な写真とともにその魅力をお伝えしている。登録すれば本連載の最新記事が届く《こちら》の「著者フォロー」ボタンから。
フードコート連載
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鬼頭 勇大 フリーライター・編集者・フードコート愛好家

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きとう・ゆうだい / Yudai Kito

フリーライター・編集者・フードコート愛好家。熱狂的カープファン。ビジネス系書籍編集、健保組合事務職、ビジネス系ウェブメディア副編集長を経て独立。飲食系から働き方、エンタープライズITまでビジネス全般にわたる幅広い領域の取材経験がある。

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