虎ノ門ヒルズ《森ビルのフードコート》で過ごす"超上品な時間"。「ヒルズ族価格」に圧倒されながら、豪奢な"未知の味"に挑戦してみた!

✎ 1〜 ✎ 32 ✎ 33 ✎ 34 ✎ 35
著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小
T-MARKET
東京都港区にある「T-MARKET」を訪問しました(筆者撮影)
この記事の画像を見る(28枚)
フードコート愛好家の鬼頭勇大さんが、さまざまな街のフードコートを訪れる本連載。
今回は、東京都港区の虎ノ門ヒルズにある「T-MARKET」を訪問します。

港区といえば「ヒルズ」密集地帯。「アークヒルズ」に「愛宕グリーンヒルズ」「元麻布ヒルズ」や「六本木ヒルズ」、「オランダヒルズ」に今回の「虎ノ門ヒルズ」、さらに「麻布台ヒルズ」などがそびえたつ。

案内板
近隣には「ヒルズ」が密集している(筆者撮影)

これらを手掛けるのは、言わずと知れた森ビルである。これまでイオン系や三井系のららぽーとにあるフードコートは扱ってきたが、森ビルが手掛ける施設に入っているフードコートは初訪問。港区という立地もあり、果たしてどのような空間とフードが待ち受けているのか。

国際色も豊かなビジネス街の虎ノ門・霞が関エリア

区域全体で7.5ヘクタール、延べ床面積は80万平米の虎ノ門ヒルズは、大きく4つの棟で構成される。それぞれ段階的に開業し、トップバッターとなったのは2014年6月の「森タワー」。そこから「ビジネスタワー」「レジデンシャルタワー」が続き、2023年10月に「ステーションタワー」が加わったことでようやく完全体となった。

森タワー
虎ノ門ヒルズとして最初に開業した森タワー(森ビル公式サイトより)

虎ノ門ヒルズは「国際新都心」「グローバルビジネスセンター」というコンセプトだ。虎ノ門・霞が関エリアといえば、かつては「日本で最初の超高層ビル」(諸説あるが)とされる霞が関ビルディングが話題を呼び、官公庁や大使館などの施設も含めて都内でも有数のオフィス街。そうした立地特性を生かしつつ、森ビルならではの意匠を凝らして登場したのが虎ノ門ヒルズである。

次ページはこちら
関連記事
トピックボードAD
ライフの人気記事