このようにさまざまなフードコートが営業しているうち、収容人数という点で存在感を発揮しているのが「阪急三番街」にあるフードコート「UMEDA FOOD HALL(ウメダフードホール)」である。
何でもそろう総合型フードコート!
ウメダフードホールがオープンしたのは2018年。当時の席数は約1000席で、フードコートの中でもかなり大箱の部類である。

もともと阪急三番街は1969年に開業し「水の都」として知られる大阪を象徴する施設として、地下街でありながら「川」を設けた。その後には「滝」も誕生し、非常にユニークな地下街である。

そんな阪急三番街に生まれたウメダフードホールは、オープン当時の資料によると5つのゾーンを設定。一つが「バルゾーン」だ。さまざまな酒と食事を楽しめる店をラインナップしたという。「美食ゾーン」は、女性をメインターゲットに据えて健康志向の店舗などをそろえた。
反対に、ステーキや台湾まぜそばなどしっかり食べたい人向けには「スタミナフードゾーン」を、手軽にサクッと食べたい人向けにはうどんやラーメンを中心とした「お手軽ゾーン」、最後にクレープなど「スイーツゾーン」と死角がない。
関西屈指のターミナル駅として幅広い利用者がいることを考慮し、総合型で誰でも、そしていつでも楽しめるフードコートになっている。
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