グーグルは、芸術や医療の常識も変えていく 8つの注目ニュースでグーグルを読み解く!

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動画の分野では、VRの普及は確実視されている。また、多くのIT企業が自動車事業に乗り出しているように、IT企業にとって自動車の分野も主戦場になっていく。このような有望な分野に対し、“張ってくる”行動力や戦略は評価に値するだろう。

ちなみに、グーグルの自動運転車の話には続きがある。詳しくは後述するが、このままでは明るくない未来が待っているかもしれないのだ。

ラストは、『Android端末のプリインストール義務付けGoogleアプリ削減 Google+も』のニュース。アメリカで販売されている『Galaxy Note5』からGoogle+やGoogle Newsstandなどの自社アプリがプリインストールされていないそうだ。ここまで読めば「グーグルの誤算」なようにも思えるだろう。

たしかにプリインストールされたアプリへのユーザーの反感は「誤算」だったかもしれない。しかし、ユーザーの反感を買ったことで自らの失敗を認め、プリインストールをやめるという判断をした潔さはさすが。その一方で、某キャリアはプリインストールアプリを増やしている。ぜひグーグルの動きを見習ってもらいたいものだ。

「やっぱりグーグル」な3つのニュース

今回の「やっぱりグーグル」は、ビジネス面よりも社会への貢献が目立った印象を受けた。

甚大な被害をもたらした鬼怒川堤防の決壊は記憶に新しいが、グーグルは自社の技術を活かし、このようなサービスを提供していた。『グーグル、鬼怒川付近など最新の航空写真と衛星写真、「Google クライシスレスポンス」で公開』。

被災地の航空写真を公開するだけでなく、安否情報の登録・検索ができるサイトも公開。こういった動きを見るに、東日本大震災の頃から「いかに社会に役立つか」に対し敏感になっている印象を受ける。

現在では、災害発生後にサービスを提供しているが、将来的に危険な地域をまとめた「ハザードマップ」をリアルタイムで提供することを目指しているのかもしれない。

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