「アパレル起業で年商7.2億円」を捨てて飲食事業に参入→行列店を次々と手掛ける!27歳・気鋭の若手起業家の”抜け目ない戦略”

現在27歳の穀本周氏。22歳のときアパレルで起業し、現在は飲食事業で2度目の起業に挑戦。その素顔とは……?(筆者撮影)
1個500円のベーグルが飛ぶように売れる
JR中央線阿佐ケ谷駅から南に伸びる「阿佐谷パールセンター商店街」。全長約700メートルに200軒超の店舗が連なるこの通りに、今年の5月、突如行列が現れた。ベーグル専門店の「AREUM BAGEL(アルムベーグル)」だ。
店のInstagramを見ていると、毎日夕方には完売を伝えるストーリーズがアップされる。気になって筆者も並んで購入してみた。

「AREUM BAGEL」。地元の人が絶えず行き交う商店街の中にある。しばしば行列ができて目立っている(筆者撮影)
「韓国ベーグル専門店」を謳う同店では、プレーン、ブルーベリー、チーズといった定番から、「ドバイチョコ」などの変わりダネまで多彩なベーグルが並ぶ。
1個の値段は平均して500円ほど、中には750円するものもある。サイズは大ぶりだがベーグルにしてはやや値が張る印象だ。にもかかわらず飛ぶように売れている。聞けば、多い日は1日に700個が売れているという。

まん丸として可愛らしいベーグル。ふかふかでむっちりした食感が特徴だ(筆者撮影)
同店を運営するのは株式会社seesoo。去年8月に立ち上がり、飲食事業を手掛けている。
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