「アパレル起業で年商7.2億円」を捨てて飲食事業に参入→行列店を次々と手掛ける!27歳・気鋭の若手起業家の”抜け目ない戦略”

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代表の穀本周(こくもと・しゅう)氏は現在27歳。その年齢にして、これ以外にも福岡・香椎のカフェ「PALLE(パレ)」と「GUF(グフ)」や、池袋で定食店「竈門ご飯 一穀」を運営する。

「GUF」
「GUF」は水を張ったテーブルの上でバスクチーズケーキが食べられるカフェとしてSNSでバズった(筆者撮影、写真は新大久保の系列店)
「竈門ご飯 一穀」
「竈門ご飯 一穀」は行列の絶えない定食店(筆者撮影)

驚くべきは経営者としてまだまだ若い27歳の穀本氏にとって、実はこの飲食事業は「セカンド起業」なのだ。

1度目は22歳のとき、アパレル事業で起業している。その会社では「Younger Song」や「HTH(Hotter than Hell)」といったZ世代に人気のブランドをつくり、その後、同じくZ世代向けアパレルブランドを手掛ける株式会社yutoriにグループ入り。

穀本氏は執行役員として同社の上場を経験した。それが2023年12月、穀本氏が25歳の時だ。そして、ちょうど2024年8月にyutoriを退職し、二度目の起業。現在に至る。

穀本氏が飲食事業を始めた1年前、「飲食はまったくの素人だった」という。そこから、どのようにして行列のできる人気店をつくりあげたのだろうか?

大学時代にインスタで服販売、1年で500万円貯める

若くして二度目の事業も順調に進める穀本氏。実際に会うと“いまどきの27歳”といったいでたちだ。取材では筆者の質問に一つ一つ真摯に答えてくれ、派手な経歴とは裏腹に真面目な印象を受けた。

穀本氏
筆者の取材に答える穀本氏(筆者撮影)
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