え、これだけでOK!?「アイラップ」調理でできる"備えない非常食"――米の炊き方・袋麺の作り方を一挙紹介《防災士も推奨》
mako:アイラップはほかのポリ袋と違って、丈夫で破れにくい。湯せん調理にも安心して使えますし、食材の旨味も逃さず閉じ込めてくれるんです。私はハンバーグをよく作りますが、フライパンよりもジューシーに仕上がって、しかも失敗しにくいのがうれしいです。ソースも袋の中で一緒に作れるから、本当に洗い物もほとんど出なくてすみますし!
坂本:まさに「おいしくて合理的」ですね。最近では“備えない防災”という考え方も注目されています。わざわざ非常食を備えるより、ふだんから使い慣れたものを、いざというときにも活用できるようにしておく。アイラップはまさにその考えにぴったりなのかなと思います。
mako:たしかに、防災用と普段使いをわけると、いざというときに使い方がわからなかったりしますよね。普段から使って慣れておけば、非常時でも迷わず使えるし、味も安心。防災食っておいしくないイメージがあるけど、アイラップ調理ならそこもクリアできると思います。
坂本:そのとおりです。私たちが伝えたいのは、「ふだんの生活がそのまま備えになる」ということ。特に在宅避難のときに、冷たい非常食では気持ちも落ち込んでしまいます。そんなときこそ、あたたかくて栄養バランスのとれた食事が必要。アイラップ調理であれば、それが叶うんです。
mako:おにぎりをにぎるときも、手で直接触れないから衛生的ですよね。そういえば、アイラップには「おにぎりぽっけ」っていう専用アイテムもありますよね。
坂本:実はそのおにぎりぽっけ、熊本地震での教訓から生まれたものなんです。避難所で素手でにぎったおにぎりが原因で集団食中毒が起きてしまって。そこから「手を汚さずに握れる方法を」と考えました。ふだんのお弁当にも使えるし、災害時にも衛生的。まさに“ふだん×もしも”の象徴です。
試したい「アイラップ活用術」2選!
最後に、「もしも」のときのアイラップ活用術を特別に紹介しよう。
絶対に押さえておきたい「米の炊き方」と、防災食として備蓄している家庭の多い袋麺の「アイラップ袋麺」――この2つだけは、いつもの生活のなかで一度はトライしておくことをおすすめしたい。
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