え、これだけでOK!?「アイラップ」調理でできる"備えない非常食"――米の炊き方・袋麺の作り方を一挙紹介《防災士も推奨》

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◇「水が貴重なとき」も食器要らず!

災害時には、限られた水を少しでも大切に使いたいもの。アイラップ調理は袋のまま調理ができ、さらに袋のまま食べられるから、お皿や調理器具を使う必要がありません。洗い物が出ないので貴重な水を節約できます。

◇「停電・断水時」でもあたたかい食事!

非常時は、冷たいものばかりの食事が続きがち。体も心も疲れてしまいますよね。そんなとき、湯せんで調理できるアイラップがあれば、ガスコンロと鍋1つで、あたたかいごはんやおかずを用意することができます。

◇「1つの鍋」で同時調理!

複数の袋を同時に加熱できるのも、アイラップ調理の大きな強み。1つの鍋でごはんやおかず、副菜などをまとめて作れるから、火や水が限られる非常時も大助かり! 家族分の食事も一度に用意できます。

◇「換気が難しい」場面でも調理可能!

火を使う調理では、どうしてもにおいや煙が出がち。でもアイラップ調理なら、袋の中で加熱が完結するため、調理中のにおいや煙が最小限。屋内避難や換気の悪い環境でも、まわりに配慮しながら食事の準備ができます。

ふだんの生活がそのまま備えに

ラクしておいしいだけじゃない――ふだん使いが「もしもの備え」になる。そんなおトクすぎるアイラップについて、アイラップ調理の先駆者・makoさんと、岩谷マテリアルのSNS運用責任者であり、防災士でもある坂本英明さんに、その可能性と魅力を語り合ってもらった。

mako:私がアイラップを使い始めたきっかけは、テレビ番組で「3時間で28品」作るという企画に挑んだとき。洗い物をしている時間なんてないし、一度にたくさん作る必要があって。それで、材料を袋に入れて湯せんする方法に行き着いたんです。

坂本:そんなことがあったんですね! でも、防災士の立場から見ても、湯せん調理って非常に合理的なんです。水の使用を最小限に抑えられるし、袋のまま食べられるから洗い物も出ない。とくに断水時や停電時に重宝する方法です。

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