お台場と豊洲に埋もれてたのに…遅れてきた「湾岸エリアの成長株・有明」を"住む街"と"わざわざ行く場所"に変えた施設の実態

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友人と待ち合わせして時間を潰したり、お腹を満たしたり。ライブ客のニーズはそこにある。

「有明ガーデン」はニーズに合わせて変化している

「東京ガーデンシアター」と「有明ガーデン」は向かい合っている。ライブ開催時、付近のスペースは、開演を今か今かと待つライブ客で埋め尽くされる。

「東京ガーデンシアター」付近のスペース
ライブ開催時は、ここでライブ客が休んだり写真を撮ったりしている(筆者撮影)

ふと、このスペースの前にある店舗に目を向けると、以前あった化粧品店舗がなくなり、プリクラコーナーに変わっていた。ライブがあるときは、きっと若者たちで賑わうはずだ。

プリクラコーナー
ライブ客の目に留まる区画が、プリクラコーナーに変わっていた(筆者撮影)

実は筆者も、「東京ガーデンシアター」には何度もライブでお世話になっているのだが、敷地内のサイネージにアーティストの画像が映されるのもうれしい。

サイネージ
推しが映ったサイネージの列を撮影。残念ながらぼやけている…(筆者撮影)

館内BGMでもアーティストの楽曲が流れ、ライブ客の気分を高揚させる。

さらに2025年1月には、「ARIAKE FOOD STAGE」と名付けられたフードコートが新しくオープンした。「東京ガーデンシアター」目の前の出入り口から、「有明ガーデン」へ入ると、「ARIAKE FOOD STAGE」が広がっている。

ARIAKE FOOD STAGEの入り口
「東京ガーデンシアター」すぐそばにある「ARIAKE FOOD STAGE」の入り口(筆者撮影)

このフードコートは、さくっとワンハンドで食べられる軽食がそろっている。コラボメニューの提供やノベルティプレゼントも行われているそうだ。

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