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ライフ #え!これも自販機で買えちゃうんですか?

「規格外品を“名物”に変えた工場長の執念」「東京では売れず“ある地域”でバカ売れ」…ケンミン自販機が証明した“現場発イノベーション”の底力

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丹波篠山市の工場に2台目の自動販売機が設置された際、工場スタッフと記念撮影が行われた(写真提供:ケンミン)
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日本は自販機の設置密度が世界一の「自販機大国」である。最近は刺し身やケーキまで並び、進化が加速している。本連載では各地の個性豊かな自販機とその裏側を紹介する。
第4回後編となるこの記事では、関西を中心に全国21カ所にある「ケンミン」自販機の「現場発イノベーション」に迫る。(前編:ケンミン「売上高3500万自販機事業」成功3つの要因

なぜ九州は関東の2倍売れるのか

ビーフンの自動販売機拡大のためには、「その地域にビーフンの食文化があるか」を見極める必要があるという。なぜなら、ビーフンを食べる習慣は、エリアによって有無が大きく異なるからだ。

実はビーフンが最も食べられる地域は九州だという。そこには、ビーフンの歴史が関係している。少しだけ遡ろう。

ビーフンの起源は、紀元前220年頃、秦の始皇帝が中国統一を成し遂げたころの中国南部。そしてビーフンが日本に伝来したのは、明治36年(1903年)に大阪で行われた、「第五回内国勧業博覧会」だと言われている。台湾の風土を紹介する施設で、ビーフンの製造方法やその特徴が詳しく紹介されたのだ。併設された飲食店でも、日本人の口に合わせたアレンジを施したビーフンが評判を呼んだ。

ビーフンは明治36年に日本に伝来した(写真提供:ケンミン)

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【「次の言葉を5人に伝えろ」】

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