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「規格外品を“名物”に変えた工場長の執念」「東京では売れず“ある地域”でバカ売れ」…ケンミン自販機が証明した“現場発イノベーション”の底力

ビーフンは明治36年に日本に伝来した(写真提供:ケンミン)
宮川大介・花子さんの自宅に男から電話がかかってきて、「次の言葉を5人に伝えろ」の後に、「ケンミンケンミン焼ビーフン」という言葉を発する謎のCM(写真提供:ケンミン)
東京支店前に設置された自動販売機には「燒ビーフン」ののぼりも(写真提供:ケンミン)
生協で販売されている冷凍ビーフンと、自動販売機で販売している冷凍燒ビーフンはまったく同じ商品。どちらもレンジで温めるだけで食べられる(写真提供:ケンミン)
カレービーフンは、S&Bの粉末カレーを彷彿とさせる、程よいスパイシー感がやみつきに。辛いものが苦手な著者の小学生の息子も気に入り、リピートしている(筆者撮影)
丹波篠山工場の自動販売機には、中身のわからない2個セット「わけあり・お買い得パック」が登場することも(写真提供:ケンミン)
丹波篠山の工場前には、4台の自動販売機が並ぶ(写真提供:ケンミン)
丹波篠山工場は自然に囲まれた工業団地内にある(写真提供:ケンミン)
揚げ茄子、鶏ミンチ、たけのこ、きくらげ、赤ピーマンが入った「麻婆はるさめ」。もちもちの食感と程よい辛さでごはんが進む(筆者撮影)
田中さんが自宅に常備しているという「韓国風はるさめ炒めチャプチェ」。ごまの風味が食欲を誘い、ピリ辛かつ奥深いうま味がビールにもごはんにも合う(筆者撮影)
燒ビーフン、チャプチェ、はるさめすべてに野菜が入っていてカロリーも控えめ(筆者撮影)
2020年、ケンミンは、1960~2019年の59年間、『世界で最も長く販売されている焼ビーフンブランド』としてギネス世界記録に認定された(筆者撮影)
2022年、ケンミンは、横浜、静岡、神戸、篠山、福岡の全国5カ所で展開している冷凍ビーフン自動販売機をめぐるスタンプラリーのキャンペーンを実施。9人が達成し、「あなたの好みのラインナップで自動販売機を作って1週間売ります」という権利を獲得した(写真提供:ケンミン)
ケンミンの「トラウマCM」としてインパクトを残した「ピーマン入れんといてや」と訴える兄妹のCM(写真提供:ケンミン)
日本は自販機の設置密度が世界一の「自販機大国」である。最近は刺し身やケーキまで並び、進化が加速して…