夜間のエアコンより安く抑えるには?冷蔵庫の側面に予定表貼るのはNG?――1円でも安く!! エアコン・冷蔵庫「節電」のウソ・ホント
●冷蔵庫の横に紙を貼っても問題ない
→ウソ:冷蔵庫の横や上から放熱するため、電気代がかかる
冷蔵庫は内部の熱を、冷蔵庫の左右側面と背面から逃がすようになっています。そのため、左右側面に、例えば子どもの連絡プリントや予定表、スーパーのチラシなどの紙を貼ってしまうと、熱が逃げなくなってしまいます。
冷蔵庫に予定表を貼るのは便利ですから、その場合は前面に貼るようにしましょう。メーカーは「前面の扉には貼り付けOK」としています(ただしガラス張りのものは磁石が付かないことがあります)。
同様に、冷蔵庫の上部はどうでしょう?
ここ5年ほど、国産冷蔵庫は「左右の隙間を5ミリほど開ければ設置OK」(10年前は2センチ以上必要)としていますが、そのぶん内部の熱を天面から放出するようになっているので、「上部には20センチ以上の隙間が必要」という冷蔵庫が増えています。物はおかないほうが無難です。
ただし、1~2人用の200L以下の小型冷蔵庫は、上に電子レンジなどを置くことを前提に作ってある冷蔵庫も多いです。上がプラスチックなどでできており、物が置けるようになっている場合はこの限りではありません。
冷蔵庫、冷凍庫の詰め込みすぎ問題は?
●冷蔵室・冷凍室は詰め込みすぎず、7~8割で使うといい?
→半分ホント:冷蔵室は7~8割程度で使い、冷凍室はパンパンにして使うのが省エネにつながる
冷蔵庫は、庫内の奥からエアコンのような冷気が出て庫内を冷やします。食品などをパンパンに詰め込んでしまうと、それに邪魔されて、冷気がドア側まで回らなくなるため、電気代が上がってしまいます。
庫内は奥が少し見えるような7~8割の状態で使うと電気代を節約できます。なお、パンパンの状態と5割の状態を比較すると、年間で1350円程度節約できます。
一方、冷凍室は、食品をパンパンに詰め込んだほうが省エネになるとされています。これは冷凍食品自体が保冷剤になるためです。もし隙間がある場合は、保冷剤や飲み物を冷凍保存するといいでしょう。
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