夜間のエアコンより安く抑えるには?冷蔵庫の側面に予定表貼るのはNG?――1円でも安く!! エアコン・冷蔵庫「節電」のウソ・ホント
●フィルター自動清掃機能付きのエアコンはお手入れ不要?
→ウソ:自動清掃機能付きでも掃除が必要
使うたびにフィルターを自動清掃する機能が付いたエアコンがあります。通常は定期的に掃除機をかけなければなりませんが、その手間がなくなり便利です。
しかし、この機能は掃除機と一緒で、ホコリはエアコン内部のダストカップにたまるだけです。したがって、ダストカップのホコリはシーズンごとに外して、捨てなければなりません。
ところが、「自動清掃」という言葉に惑わされ、ダストカップのホコリを購入時から捨てたことがないという人が多いので、注意してください。何年もホコリをためておくと、冷房や暖房がまったく効かなくなります。
なお一部のエアコンには、取り除いたホコリを外に出す自動排出機能がついている機種もありますが、その場合は初期設定で自動排出に設定しておく必要があります。
自動清掃がない場合は、月に1回か2回、エアコンのカバーを開けてフィルターを掃除機で吸ってお掃除をしましょう。目詰まりしたフィルターに比べると、年間で1000円ほど電気代が安く省エネになります。
また、どんなエアコンでも1シーズン使い終えたら、前面のカバーを空けて、中にホコリが詰まっていないかを確認してください。
就寝中はエアコンはつけっぱなしがいいの?
●「おやすみタイマー」は2時間後に切るのがベスト
→ウソ:起きる2時間前の「切タイマー」がおすすめ
熱帯夜など暑くて寝苦しい夜は、タイマーを使うか、一晩中エアコンをつけたまま寝るかで迷いますよね。
筆者は、熱帯夜のタイマーは〈起床2時間前の切タイマー〉をおすすめしています。つまり朝7時に起きる方は、朝5時に「切タイマー」をセットして就寝します。
すると一晩中涼しく寝られるうえ、目覚める2時間前にエアコンが切れ、室温が徐々に上がり始めるので、自然な目覚めになりますし、節電にもなります。
寝冷えが気になる方は、設定温度を26~28℃にしてみてください。
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