YouTubeで人気の管理栄養士「子どもの栄養は完璧を目指さないでいい!」。情報過多だからこそ保護者へ伝えたい「子どもの食事"超"基本」
けれど、実は子どもの食事管理はとてもシンプルなんです。ごはんとたんぱく質の量を把握して、そこに野菜や海藻などを組み合わせる。それだけで6~7割はクリアです。コツさえつかめば、自転車に乗るような感覚で考えずにラクにできるようになります。
高級な食材は必要ありません。海外で流行っている食材も必要ありません。それよりも、親御さんの心のゆとりのほうが大切。今、食事作りや栄養摂取で、窮屈さやハードルを感じている方は、堂々と手抜きをしましょう!
週2回くらい力が抜けちゃっても問題ありません。仕事も家事も育児も、男女にかかわらずやっていく時代だからこそ、お惣菜やミールキットに頼ることがあっていいと思います。
眉間にしわを寄せて100点を狙うより、60点で合格という気持ちで、笑顔で食事をしながらコミュニケーションをとってみてはいかがでしょうか。子どもにとって親御さんの笑顔は、何よりもパワーになるはずです。
ときには「お寿司が食べたい」と思ったり、あるいは新商品を見つけて「食べてみたい!」と思ったりしたら、直感に頼って食べてみていいと思います。その結果「おいしいねー!」「今日の食事、楽しい!」を家族で味わえれば、それは心を育む最高の経験です。
「よいか悪いか」「損か得か」と頭で考えるのをお休みしないと、自分の「好き」「○○したい」にだんだん気づけなくなってしまうから。完璧は必要ありません。ポイントを押さえて子どもの食事と向き合いましょう。

食事の超基本は「ごはん+肉・魚・卵・大豆製品」
食事においていちばん大事なことは、三大栄養素のたんぱく質・脂質・炭水化物(糖質)を組み合わせることです。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら