開発ラッシュに沸くメガ物流施設、内外から投資資金が流入

東日本大震災を境に、首都圏でせきを切ったように、10万平方メートルを超える大規模物流施設の開発ラッシュが起きている。

注目を集めているのが神奈川県東部から千葉県西部にかけての東京湾岸エリア、それに、都心から放射状に延びる高速道路と環状道路が交差する地域だ(図参照)。インターチェンジ(IC)の至近に位置する大規模な工場跡地が次々と物流施設へ置き換わっている。

千葉県市川市の東京湾岸沿いでは、三井不動産とシンガポール政府系デベロッパーのGLプロパティーズ(GLP)が、クボタから工場跡地5.3万平方メートルを入札で取得。複数のテナントが入居する12.1万平方メートルの大規模物流施設を建設する。

米国系の不動産ファンド、ラサール インベストメント マネージメントは三菱地所と共同で、9.4万平方メートルの土地を神奈川県相模原市で取得。地上5階建て、延べ床面積21万平方メートルの複数テナント型の物流倉庫を2013年秋に完成させる。

千葉県柏市の常磐道柏IC付近では、佐川急便系のSGリアルティが、住友軽金属工業の閉鎖した工場跡地約10万平方メートルを取得。米国系の物流施設デベロッパーであるプロロジスは、埼玉県川島町の圏央道川島IC周辺で、16.6万平方メートルの大規模倉庫を昨年夏に完成させた。

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