いやあ、時代とともにオフィスの使い方や役割も変わっていくのだ。その歴史が垣間見えて面白い。
最上階には、かつてはレストランだった談話室
さて、次に案内してもらった9階の談話室も、時を経て役割が変わった場所だ。
ここには昔、喜山食堂という名の食堂が入っていたという。戦前からの歴史ある会員制倶楽部である「経済倶楽部」の会員向けに運営されており、夜になると、社員の皆さんもここにやって来て、飲みながら議論していたそうだ。
なお、昼間は経済倶楽部会員のおじ様たちが、碁を打ちながら語らっていたという。昔は誰でも入れたため、それを見て東洋経済の社員は仕事をせずに囲碁で暇つぶしをしている……なんて噂も流れたとか(編集部補:実際はみんなちゃんと仕事をしています)。
この9階は、オフィスの中でも特に当時の面影が残る場所だ。



















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