そんな時代から日本橋を見守ってきたビルだと考えると、急に貴重な存在に思えてこないだろうか。
設計は日建設計。竣工当時は建築専門誌『新建築』の表紙を飾ったこともあり、大きな話題となった最新のオフィスビルだったそうだ。
今でこそガラス張りのカーテンウォールだらけの東京だが、竣工当時の日本橋はまだまだ石造りの重厚なビルヂングが多かった時代だ。そんな中に現れたこの颯爽としたオフィスビル。
新しい時代を告げる、モダンな存在だったのだろう。
さて、外観を楽しんだ後は、知られざるオフィス内部に入っていきたい。
記事化に際しては、オフィスの歴史に詳しい、生き字引的なシニアスタッフのMさんとTさんに案内していただいた。
出版社ならではのレトロな1階スペース



















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