京阪天満橋直結のランドマーク「OMM」の存在感 アパレルの集積地として建設された巨大ビル
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京阪天満橋駅直結の「OMM」。かつて地上にあった駅の跡地に建つ(記者撮影)
京都と大阪を結ぶ京阪電気鉄道の京阪本線は1910年に開業した。現在は出町柳と淀屋橋の間を座席指定特別車両の「プレミアムカー」を連結した特急・快速急行が頻繁に行き来している。
大阪メトロ御堂筋線と接続する淀屋橋駅へ乗り入れたのは開業から半世紀以上を経た1963年。それまで大阪方のターミナルは2駅東の天満橋だった。
旧天満橋駅跡地に建つOMM
かつて天満橋駅は、大川(旧淀川)に架かる天満橋の南東に位置する地上駅だった。1963年4月16日、淀屋橋延長線の営業開始に伴い、橋の南西に移転して地下駅となった。その上に現在は「京阪シティモール」が入る駅ビルが建っている。
一方、地上駅があった場所で存在感を放っているのが賃貸ビルの「OMM」だ。周囲の景色を映すガラスのカーテンウォールが印象的な巨大建造物には京阪ホールディングスの本社も入っている。
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