
開幕前後に批判もあった大阪・関西万博内の「立ち食い強制フードコート」で、ハイボールを片手に食事をしてみました(筆者撮影)
フードコート愛好家の鬼頭勇大さんが、さまざまな街のフードコートを訪れる本連載。
前回に引き続き、今回も大阪・関西万博内にあるフードコートを訪問します。
「座るのにも金がかかる」「お金を奪うことに必死過ぎる」――。
大阪・関西万博を巡って、開幕前後はさまざまな批判が目立った。このうち、フードコートを巡ってはお金を払わないと座ることもできないのか、というものがあった。
批判されたのは「サスティナブルフードコート 大阪のれんめぐり~食と祭EXPO~」。リングサイドマーケットプレイス西にあり、万博会場内にいくつもあるフードコートどころか飲食スペース全体の中でも最大級の2000平方メートル、約1000席を誇る空間だ。
しかし、この大箱のほとんどが立ち食い席であり、50分制のチケットを買わない限り立ち食いを強制される、と厳しい意見がSNS上で散見された。
果たして実態はどうなのか。現地を見て、確かめてみよう。
縁日のような雰囲気がとにかく楽しい
サスティナブルフードコートのあるリングサイドマーケットプレイス西は、大屋根リングの外側、タイパビリオンやサウジアラビアパビリオンの近辺に位置する。

「サスティナブルフードコート 大阪のれんめぐり~食と祭EXPO~」(筆者撮影)
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