石破首相は続投?それとも辞任か?参議院選挙後の対米関税交渉はいったい誰が担うのか

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ここから先はお馴染みの競馬コーナーだ。

夏競馬を盛り上げるために、JRA(日本中央競馬会)はあの手この手で工夫をしていて、そのひとつに「サマー2000シリーズ」がある。夏場に5つの競馬場で行われる芝2000メートルの5つの重賞レース、函館記念、七夕賞(福島競馬場)、小倉記念、札幌記念、新潟記念の総合点により、チャンピオン馬に報奨金が交付されるのである。

ところが残念なことに、2022年以降は3年連続でポイント不足により、「該当馬なし」という結果に終わっている。確かにここ数年の夏は暑すぎるけれども、もう少し賞金を増やすなどして、夏競馬を盛り上げてもらいたいものである。

小倉記念は本気度が伝わってくる「あの馬」を本命に

と、思っていたら驚いたことに、函館記念(6月29日)でしんがり人気から3位に食い込んだマイネルメモリーが、この週末(7月20日)の小倉記念に参戦するという。中2週間で函館から小倉へ移動するのだから、それだけで陣営の「本気度」が伝わってくるというものだ。これは応援しなければなるまいて。

ちなみにこの馬はゴールドシップ産駒で、使い減りがしない頑丈な体質である。2歳時に6戦、3歳時に9戦、4歳時に9戦し、5歳馬の今年は小倉記念が実に5戦目となる。しかも典型的な「夏馬」で、昨年夏はテレQ杯、一昨年は筑紫特別といずれも小倉芝2000メートルでの勝ちがある。

ということで、20日の小倉記念はマイネルメモリーから狙ってみることにしよう。仮に小倉記念で優勝となれば、函館記念3位と併せてそれだけで「サマー2000」の覇者となるポイントを満たすことができる。

あとは相手探し。対抗には人気のメリオーレムを。鞍上の川田将雅騎手はこのレースで3連覇が懸かっている。単穴にはディープモンスター。クラシック戦線から重賞レースの常連だったこの馬も既に7歳。忘れた頃に重賞を取るかもしれないので押さえておこう。後はシェイクユアハート、ハピ、オールセインツまで。

※ 次回の筆者は小幡績・慶応義塾大学大学院教授で、掲載は7月26日(土)の予定です(当記事は「会社四季報オンライン」にも掲載しています)

かんべえ(吉崎 達彦) 双日総合研究所チーフエコノミスト

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Kanbee

吉崎達彦/1960年富山県生まれ。双日総合研究所チーフエコノミスト。かんべえの名前で親しまれるエコノミストで、米国などを中心とする国際問題研究家でもある。一橋大学卒業後、日商岩井入社。米国ブルッキングス研究所客員研究員や、経済同友会代表幹事秘書・調査役などを経て2004年から現職。日銀第28代総裁の速水優氏の懐刀だったことは知る人ぞ知る事実。エコノミストとして活躍するかたわら、テレビ、ラジオのコメンテーターとしてわかりやすい解説には定評がある。また同氏のブログ「溜池通信」は連載500回を超え、米国や国際政治ウォッチャー、株式ストラテジストなども注目する人気サイト。著書に『溜池通信 いかにもこれが経済』(日本経済新聞出版社)、『アメリカの論理』(新潮新書)など多数。競馬での馬券戦略は、大枚をはたかず、本命から中穴を狙うのが基本。的中率はなかなかのもの。

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