寝苦しい夜に快眠に導く「エアコン使い」の4段調整法――睡眠の専門家に聞いたプラスαの快眠法と暑がりの人と寝るときのコツ

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ダブルベッドを使っている場合は、寝具の調整がしにくい。シングルベッドや布団で寝るのが理想だが、それが難しいときは掛け寝具だけ別にして、それぞれにあったものを使うといいそうだ。

子どもが同じ寝室にいる場合は、子どものほうが大人よりも体温が高いため、子どもに合わせて冷房の設定温度を下げる。大人が着衣と寝具で調整しよう。

プラスαの快眠ポイント

そのほかの快眠法も教えてもらった。

三橋さんへの取材を基に編集部作成

「暑さのあまり部屋にこもりがちですが、できれば1日30分ぐらいは日光を浴びたいですね。部屋の窓際に1時間ほどいるのでもいいでしょう」(三橋さん)

ひと昔前の日本の夏は今ほど暑くなく、薄着で扇風機を利用することで眠れたが、今は温暖化や建物の断熱性の向上で、変わってしまった。

「令和の寝方は冷房をつけたうえで、体を冷やさないよう工夫すること。睡眠環境を整えて、猛暑を乗り切りましょう」(三橋さん)

井上 志津 ライター

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いのうえ しづ / Shizu Inoue

東京都生まれ。国際基督教大卒。1992年から2020年まで毎日新聞記者。現在、夕刊フジ、週刊エコノミストなどに執筆。福祉送迎バスの添乗員も務める。WOWOWシナリオ大賞優秀賞受賞。著書に『仕事もしたい 赤ちゃんもほしい 新聞記者の出産と育児の日記』(草思社)。

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