「丸亀製麺」ほぼ一強時代も「資さん」など新興勢力も台頭!激化する「うどん戦争」の中、わずか2店舗の激レア「うどんチェーン」が凄かった

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通勤途中、数分でも時間を有効活用したいビジネスパーソンにとって、これは大きなメリット。コンビニのおにぎりやパンで済ませがちな朝食に、温かい(あるいは冷たい)うどんという選択肢があることは、生活にちょっとした潤いを与えてくれます。

480円という値段も、絶妙です。コンビニ商品が値上げラッシュの昨今、サンドイッチと缶コーヒーを買うのと大差ない価格で、できたての食事で、お腹だけでなく、心まで満たす。

「時間がない・お金もあまりかけたくない・でもちゃんと食べたい」。そんなわがままに応えてくれる朝メニューなんです。

うどんブーム到来の予感!? めりけんやの出店拡大を願って

うどん業界で店舗数ダントツ1位の「丸亀製麺」は、2024年6月末時点で世界に271店舗を展開。今もなお、順調に店舗数を増やし続けています。

店内ポップ
店内ポップ。香川県から毎日直送される、本物の讃岐うどんが駅ナカでお手頃価格で食べられるのは嬉しい(筆者撮影)

一方で、それ以外のチェーン、「めりけんや」や、業界2位の「はなまるうどん」、ゼンショーグループの「瀬戸うどん」などは、ここ数年で徐々に店舗数を減らしているのが現実です。とはいえ、うどん業界全体が下り坂かというと、そんなこともありません。

瀬戸うどん
ゼンショーホールディングス系列のセルフうどんチェーン、瀬戸うどん(筆者撮影)
資さんうどん両国店
資さんうどん両国店は、2025年2月24日グランドオープン。初日は100人以上の行列ができたそう(筆者撮影)

九州の人気うどんチェーン「資さんうどん」を、2024年10月にすかいらーくホールディングスが買収。

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