「部屋探しに2年」「ウーバーで100万円貯金」してマンションで《チンチラ》を飼い始めた34歳男性に起きた変化とは?初期費用、排泄事情も聞いた

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お世話するだけで毎日感動しているという一真さんだが、ペペロンチーノくんを迎えた当初は戸惑うことも多かった。

まずは、やはり騒音問題。チンチラは夜行性なので、夜中に活発になって回し車で遊び、ケージが振動でガタガタ揺れる。また興奮すると「キーッ」という鳴き声も上げるため、当初は夜耳栓をしなければ眠れない日々が続いたという。

現在はケージに緩衝材を付け、揺れによる音は対策済みだ。

チンチラのペペくん
ぺぺロンチーノくんの大きさで全力で回し車を使うと、かなりの振動と音があり、最初は夜眠れなかったという(写真:一真さん提供)

エアコンは24時間必須

また、高温多湿に弱いため、部屋は常に22度、湿度も40%程度に保たなければならない。9畳ほどのワンルームで、真夏の電気代は1万円程度かかる。また人獣共通感染症を持ち込まないために、友だちを家に呼ぶこともなくなったという。

仕事中はどうしても留守番させてしまうが、ぺぺロンチーノくんとの時間を確保するために常に直帰し、外食もしなくなった。

「迎えたばかりのころはかなり強くかみつかれたりしていました。肉を持っていかれて血が出るぐらいがぶっと。でも、だんだん加減してくれるようになって、血が出るほどはかまなくなりましたね。ぺぺと暮らして3年半、信頼関係ができてきたんだと実感します」 

一真さんとチンチラのペペくん
3年半暮らして、少しずつ信頼関係を築いた一真さんとペペロンチーノくん(写真:一真さん提供)
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