「部屋探しに2年」「ウーバーで100万円貯金」してマンションで《チンチラ》を飼い始めた34歳男性に起きた変化とは?初期費用、排泄事情も聞いた

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また、チンチラは毛並みを保つために定期的に風呂に入る必要がある。ただし、チンチラは水濡れ厳禁。一度水にぬらすとその密な毛並みを乾かすのが難しく、体温調節ができなくなったり、カビが生えたりする危険があるからだ。代わりにチンチラ専用の砂で砂浴びをする。

ペペロンチーノくんの場合、ケージ内に砂浴び用の器を用意し、いつでも自分で「入浴」できるようにしているという。砂は基本使い捨てで、1日ごとに交換する必要がある。

ケージの外で砂風呂に入るチンチラ
ペペロンチーノ君は基本的にケージ内で砂風呂に入るが、時にはこんなサービスも(写真:一真さん提供)

排泄のしつけは基本的にできない

チモシーを食べるチンチラ
花粉症の人はチンチラの主食であるチモシー(牧草)に反応する可能性があるため要注意(写真:一真さん提供)

チンチラは草食なのでエサは「チモシー」と呼ばれる牧草と、「ペレット」と呼ばれる固形餌。

排泄のしつけは基本的にできないので、ケージの下にはペットシートを敷いておく必要がある。

「排泄のしつけができないといっても、チンチラは草食動物なので、排泄物もほとんどにおいがしません。毎日掃除していれば、犬や猫よりもにおいはないんじゃないかな」(一真さん)

まとめると、飼育に最低限必要なものは、以下のようになる。

・ケージ
・給水器
・チモシーを入れる容器
・ペレットを入れる容器
・砂浴び容器
・トイレ用品(ペットシート)
・寝床
・回し車
・かじり木
・キャリーケース(動物病院へ行くときなど)

初期費用は生体価格を考慮しても10万円以内。定期的に必要になるものは、餌であるチモシーとペレット、トイレ用品、砂浴び用の砂ぐらい。一真さんの場合は小動物用の保険にも加入しており、毎月1万~2万円程度の飼育費用がかかっている。

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