副業も可能?物件オーナーで安定収入のウソ・ホント。今さら聞けない「不動産投資の仕組み」
現在は、投資利益が非課税扱いになるNISA(少額投資非課税制度)も普及し、個別株や株式で組成された投資信託を保有する人も、珍しくなくなりました。
株式投資は個別銘柄を安く買い、高く売ることで利益を確定させます。配当も期待できますが、十分な金額の配当を得るためには相応の株数が必要となるため、配当狙いの株式投資は資産家向けの手法と言えるでしょう。
一般的には、売却してはじめて利益が得られる投資といえます。
株式投資・FX・先物取引
そんな株式投資には「外部環境に左右される」という難しさがあります。
株価はさまざまな要因で変動しますので、継続して利益を得るためには常にマーケットを注視して売買を繰り返すしかありません。
その時々の経済・社会情勢から想定される株価の変動を予想し、中長期にわたり利益を出し続けるのは、長年の経験が必要でしょうし、実際プロの投資家でも、勝ち続けるのは至難の業です。
まして、初心者が浅い知識をもとに株を始めても、ある局面では利益を上げられるかもしれませんがビギナーズラックにしかすぎず、安定した収益を確保し続けることは難しいでしょう。
資金力がものを言いますし、しいて言うなら、株価に一喜一憂しないスタンスで長期保有するのが勝ち筋なのかもしれません。
株を推奨する投資家の意見もあるでしょうが、少なくとも長期的な安定収益源を確保するためには、株式投資は不向きです。
株式以上に投機的要素が強い投資として、FXや先物取引があります。
FXとは外国為替の売買差益で利益を狙う取引、先物取引とは特定の商品を特定の期日にあらかじめ約束していた価格で売買する取引です。
いずれも信用取引によりレバレッジ(テコの原理)を効かせて、投資金額の何倍もの額を運用できるため、読みが当たれば大きな利益を得られますが、そのぶん、損失額も比例して拡大するというリスクがあります。
投資金額がゼロになる可能性もあり、もはや“ばくち”そのものと言えるでしょう。
不動産を扱う投資として、REIT(不動産投資信託)は証券会社などで購入できるため、株式投資と同様に取り組みやすい投資です。投資信託の一種で、投資家から集めた資金を元手に不動産を運用し、賃料収入や売却益を分配する金融商品です。
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