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キャリア・教育 #職場のヤバい奴の頭の中

「えっ、俺は聞いてないよ、そんな話」ウソや嫌がらせは”日常茶飯事”→職場のヤバい”サイコパス上司”の特徴

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  • 内藤 誼人 心理学者、立正大学客員教授、アンギルド代表取締役社長

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しつこく嫌がらせをしてくる上司は、もしかするとサイコパスかも?(写真:mits/PIXTA)
「なんであの人、いつも人の足を引っ張るの?」
「なぜあの上司は、そこまで執拗に攻撃してくるんだろう?」
職場にはさまざまな人がいますが、中には「執拗なパワハラを行う」「陰で同僚や後輩を虐める」など、組織に深刻な悪影響を与える“危険人物”が紛れ込んでいることがあります。
あなたの周りにも、そうした「ヤバい人=ダークな性格を持つ人」はいませんか?
実のところ、職場のヤバい人に共通して見られるのは、大きなカテゴリーで言うとわずか”3つのタイプ”に集約できることが最新の研究でわかってきました。
そんなダークな性格の持ち主のことを、心理学では、「ダーク・トライアド」と呼びます。
新刊『職場のヤバい奴の頭の中』は、そんな「職場にいる、組織にとって危険な人物」を心理分析し、その対処法を探る一冊です。
以下では、本書の中から、職場のサイコパスの特徴について紹介します。
なお、本文で紹介する「ダーク・トライアド」などの性格傾向は、心理学的な研究に基づいたものですが、これはあくまで統計的な傾向です。
周囲の人と良い関係を築くためのヒントとしてお読みいただければ幸いです。

他人が失敗するように仕向ける

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サイコパスは、嫌がらせが大好きです。

たとえば、どうあがいても日程的に終わりそうもない仕事を部下に与え、その部下が失敗するように仕向け、困っている姿を見ながら内心ほくそ笑むようなところがあるのです。性格が悪いですよね。

「キミが本気を出せば、ギリギリ間に合うはずだよ、頑張って!」などと口では部下を励ましてみるものの、心の中では失敗を願うようなタイプです。

さて、サイコパスには、衝動的に行動するようなイメージがありますが、「絶対にいつでも衝動的に振る舞うのか?」と問われると、答えは「ノー」になります。

社会にうまく順応して生活しているサイコパスも多く、そういうタイプは衝動性をうまくコントロールして、計算高い行動をとります。

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【衝動性は意外とない】

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