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30年で農家が9割減…日本一の「うずら卵」生産地に異変、背景に農家を襲った”四重苦”。生き残りを賭け狙う”うずらのプロテイン化”

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  • 永谷 正樹 フードライター、フォトグラファー
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「みるく風味」の試食をさせてもらったところ、これまでしょっぱいうずら卵しか食べたことがなかったせいか、口の中でほんのりと広がる甘いミルク風味に頭がバグる。これはスイーツであると自分に言い聞かせると、この味と触感は十分に「あり」だと思った。とくに秀逸だったのは黄身の部分。濃厚な黄身の風味とやさしい甘みが見事に調和しているのだ。

「作り方はだし醤油などのタレに漬け込む味付け卵とは異なり、卵特有の硫黄臭を抑えるのに苦労しました。白身が固くなりすぎず、黄身の中心まで甘みを浸透させる技術がポイントで、製法特許を出願中です」(飯田さん)

小腹が空いたときにいつでもどこでも食べることができるし、ココアや抹茶、きな粉などをかけてアレンジするのも楽しい。何よりもうずら卵ゆえにタンパク質も摂取でき、小腹が空いたときに食べても罪悪感がないのが嬉しい。

「塗る」うずら卵も開発中

「UZU-HABI」シリーズは、ほかにも規格外品のうずら卵を潰してコーンと合わせたコーンポタージュ風のタルタルソースのような「UZU-HABI SPREAD」も今後発売予定とか。どれもうずら卵を気軽に楽しめるのが魅力だ。

うずら卵日本一の生産地である愛知県民として、筆者もうずら卵を食べて応援したいと思う。

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