Sさんご夫婦は十分な老後資金をためて老後生活をスタートさせましたが、
「このままでは老後資金がどんどん削られてしまう」
「できれば、帰省は2年に一度くらいにしてほしい」
と、内心悩んでいるそうです。
金銭面だけでなく、体力面の負担も…
悩みのタネは金銭面だけではありません。
帰省時は寝具の準備や食事の支度などもまかされるため、息子家族が帰ったあとはぐったり疲れて、3日ほど寝込むこともあるそう。
昨今は晩婚化の影響もあり、孫の顔を見る年代も先送りされて、70代、80代で孫を授かるというケースも少なくありません。
気力や体力が衰えた年代に、幼い孫の遊び相手や帰省の世話をするのはかなりの負担です。
ただ、やはり息子家族と会えるのはうれしいもの。
お金を出し渋ったり、帰省の頻度を下げるように言ったりすれば、「もう二度と帰省してくれないのではないか」と不安になり、はっきり言えないのだそうです。
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