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「50人が教会地下で雑魚寝」「スーパーまで徒歩40分、食事はピザ」 《アメリカ独立リーグ》の過酷な実態と、それでも選手たちが身を投じる訳

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  • 赤川 琉偉 ライター・ナックルボーラー
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ペコスリーグからMLBに到達した選手は少ないが、確かに存在する。

    •    ジョン・エドワーズ(2014年レンジャーズ)
    •    ローガン・ギレスピー(2022年オリオールズ)
    •    ジャレッド・コーニッグ(2022年アスレチックス)
    •    クリス・マーチン(2014年ロッキーズ)

彼らは皆、厳しい環境を乗り越え、結果を残したことで次の扉を開いた。
私のチームメイトの中にも、シーズン中にメキシカンリーグ(かつてトレバー・バウアーが所属していたリーグ)に移籍した選手がいた。

また、オーストラリアで知り合ったペコスリーグMVPの選手は、メジャー球団の個別トライアウトに招待されていた。

さらに、アメリカン・アソシエーションでプレーしていた29歳のアメリカ人選手ともオーストラリアで出会った。

彼は、「29歳だけど、毎日成長を実感している。本気でMLBを目指している」と語っていた。

年齢や境遇に関係なく、彼らはまだ可能性を信じて戦い続けていた。

それでも野球を続ける理由

アメリカの独立リーグは、日本の独立リーグよりも過酷かもしれない。

それでも、そこに集う選手たちは「ここにいれば次のチャンスがある」と信じ、日々プレーを続けている。

私自身、「野球だけに集中できる環境があること」がどれだけ貴重かを実感した。食事の心配をせず、試合に出場し続けられること。支えてくれる人がいること。

過酷な環境だからこそ、そこで生き残った選手は強くなる。

独立リーグは、単なる「下積みの場」ではない。むしろ、逆境の中で夢を追う者たちが集う「挑戦の場」なのかもしれない。

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