「50人が教会地下で雑魚寝」「スーパーまで徒歩40分、食事はピザ」 《アメリカ独立リーグ》の過酷な実態と、それでも選手たちが身を投じる訳
その過酷さを象徴するのが、2カ月半で70試合をこなす過密スケジュールだ。移動は長時間に及ぶが、チームからガソリン代が支給されるため、選手同士で車をシェアして移動する。
宿泊環境も厳しい。遠征先では2人部屋に4人が寝泊まりし、ベッドを2人でシェア。
過密日程だが、他の独立リーグと比べると…
しかし、エンパイアリーグの環境を経験した私にとっては「ありがたすぎる」環境だった。
ペコスリーグでは、球団が家賃を負担し、食事も支給される。私は2つのチームに在籍したが、1つ目のチームでは大学のカフェテリアで無料のバイキングが楽しめた。

ペコスリーグは、独立リーグの中でも比較的環境が恵まれている。筆者が在籍したとあるチームでは、大学のカフェテリアで無料のバイキングが提供された(筆者撮影)
2つ目のチームでは、ホストファミリーの手厚いサポートを受け、毎晩しっかりとした食事が用意されていた。

また、別のチームでも、ホストファミリーが綺麗な部屋を提供してくれた(筆者撮影)

ちょっとしたホテルのような、綺麗な部屋だ(筆者撮影)
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