
高さ115mのタワーホール船堀。コンサートホールや映画館、結婚式場、レストランなどが入る(筆者撮影)
今回うろついたのは、かつて「お風呂激戦区」と言われた江戸川区の船堀だ。有名な銭湯や健康ランドが相次いで閉店しているけれど、裸の付き合いはまだまだ健在。
この連載では、一般的な「住みたい街ランキング」には登場しないけれど、住み心地は抜群と思われる街をターゲットに定め、実際に歩き、住む人の声と、各種データを集めてリポート。定番の「住みたい街」にはない「住むと、ちょっといい街」の魅力を掘り起こしていく。
いろいろ楽しい「タワーホール船堀」
よそ者の私からすると、船堀はなんといってもタワーの街である。
駅前にそびえる高さ115mの船堀タワー(東京都江戸川区船堀4-1-1/正式名称は「タワーホール船堀」)の展望台は103mで、そこから街を一望することができる。この高さがちょうどいい。
東京タワーだと頂上までが333mで、トップデッキは250m。東京スカイツリーは頂上が634mで、天望回廊は450m。高すぎる。

そそり立つ船堀タワー。まったく知られていないが、一般公開されている展望台としては都内3位の高さを誇る(筆者撮影)
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