「ベッキーの“ゲス不倫”と似ているようで違う」永野芽郁&田中圭、CMの続々削除や大河降板も、「俳優活動の完全終了はない」と言えるワケ
ただ、スポンサー企業も広告会社も、イメージが悪くなったタレントを積極的には使いたくはない。CMの取り下げや撮り直しには、多大な人的、金銭的な負担がかかる。当分の間、永野さんも田中さんも、CMへの起用はないことは間違いないだろう。
過去の“不倫タレント”はどうなった?
これから永野さん、田中さんの行く末はどうなるのだろうか? 過去の事例を見ていこう。
2013年5月に不倫が報じられたタレントの矢口真里さんは、レギュラー番組と出演CMすべてが打ち切られ、1年5カ月にわたる活動休止に追い込まれる結果となった。
その後、日清食品は2016年3月、「OBAKA ‘s UNIVERSITY」というカップヌードルのCMシリーズに矢口真里さんを「危機管理の権威」として出演させた。しかしながら、「不倫を擁護するのか」、「不倫を軽く扱っている」といった激しい批判を受け、炎上状態になった。最終的に、矢口真里さんは本CMから降板となってしまった。
この例からも、一度付いてしまった不倫のイメージはなかなか払拭できないことがわかる。
その後、矢口さんは結婚、出産と経て、「ママタレント」として活動は継続したが、全盛期のような活躍だとは言いがたい。
先述のベッキーさんに関しては、不倫報道から1年弱後にはCM復帰を果たしたものの、当時のような人気が戻ることもなく、CMだけでなく、芸能活動においても、「完全復活」とはならなかった。
ベッキーさんは、「ミックス女優」「清純派」という点が売りだったが、活動休止中にそのポジションをほかのタレントに取られてしまったことも大きかった。だからと言って、新たなポジションを築くまでには至らなかったようだ。

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