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「明らかに違う人が来たことある」との声も…。《名義貸しで外国人が不法就労》出前館「アカウント不正利用」に現役配達員が感じた事

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  • 佐藤 大輝 肉体派ライター・ウーバー配達員ライター
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また今回の報道が流れるまで、撮影の目的についても「本人確認」という理由以外、私の中で不明瞭だった。

ウーバー・顔認証を求められる画面スクショ(著者撮影)
ウーバー・顔認証やり直しを求められるスクショ(著者撮影)

顔認証が終わるとその場で「確認できました」といった内容のメッセージが表示され、配達が可能となる。

ただし、ウーバーも出前館も出発のたび、毎回顔認証を求められるわけではない。配達用アプリに顔認証の作業が表示されるのは不定期で、頻度はおおよそ週に1回程度だろうか。

今回の事件を受けて、一部の人からは「犯罪に悪用されている現状を踏まえ、本人認証を厳しくするべきだ」といった声も上がっているようだが……。

絶対に犯罪を許してはいけないという前提の上で、私は不正を行った者に怒りの矛先を向けるのではなく、配達員や運営会社に「いかがなものか」といった不満の声をぶつけるのは、少しズレているような気もしている。

現役配達員の考える効果的な不正対策

今回の事件で個人的に重要だと感じるのは、名義を不正に借りた容疑者が、ひき逃げ事件を起こしたことから、一連の不正行為が発覚したことである。

逆に言えば、それまでに一般の方からの積極的な「通報」がされなかったということだろうか。

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