東武線「新じゃないほう」の鎌ケ谷駅に何がある? 隣は急行が停まらない駅で乗降最多の馬込沢駅

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現在の鎌ケ谷駅は実に立派な高架駅。高架下のコンコースもなかなか広々としていて、ハンカチ王子フィーバーもなんのその、といったところだ。駅の東側には周囲をマンションに囲まれた立派な駅前広場も設けられている。

鎌ケ谷駅が高架になったのはそれほど昔ではなく、2001年のことだ。それ以前は西口の地上に駅舎を持っていた。西口の駅前広場の少し先に、クネクネとした道が南北に走っている。これが昔からの駅前商店街のあたりなのだろう。

東武アーバンパークライン 8000系
鎌ケ谷駅の南側、高架を走るアーバンパークライン8000系(撮影:鼠入昌史)
【写真を見る】最近のアーバンパークラインは「8000系」のような”超ベテラン車両”ばかりでない。2025年3月デビューの「80000系」の姿も見ることができる

住宅地と果樹園の沿線風景

「鎌ケ谷駅の周辺は、だいたい住宅地ですね。あとは、このあたりは梨を作っている農園もあります」(須藤管区長)

実際、電車の窓から外を眺めていると、高架の上から果樹園になった一帯が目に留まる。なるほど、昔ながらの下総台地の農村風景と、現代的なベッドタウンとしての風景と。それが入れ替わり立ち替わり車窓に映る。これが東武アーバンパークラインの旅の最終盤の沿線なのである。

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