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ロシア帰りのバレリーナ、大塚アリスさんの部屋。《密着動画》で話題「谷桃子バレエ団」所属、"好き"だけでは続けられない「日本のバレエ」

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  • 蜂谷 智子 ライター・編集者 編集プロダクションAsuamu主宰
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「家は自分に向き合う場所ですね。ひとりで居ることが苦にならないタイプなので、寂しさは感じません。外ではレッスンや舞台、講師業をこなすなど忙しくしているので、家ではひとり時間を楽しんで、メリハリをつけています」(大塚アリスさん 以下の発言すべて)

トゥシューズは1足1万円以上するが、プロは1カ月ほどで履きつぶしてしまう。バレエは持ちものにも費用がかかる(撮影:梅谷秀司)

大塚さんにひとり暮らしの部屋を公開してくれたことについてお礼を言うと、「これも仕事のうちですから、大丈夫ですよ!」と、サラリと受け入れてくれた。

彼女はバレリーナとして、谷桃子バレエ団のYouTubeチャンネルでも露出が多く、YouTubeの動画ディレクターによる書籍『崖っぷちの老舗バレエ団に密着取材したらヤバかった』でも大きく取り上げられている。

住んでいる部屋や、その時々の想いをカメラの前でざっくばらんにシェアする大塚さんを見て、普段見えないバレリーナの内面やプライベートに触れて驚いた人も多いはずだ。

ロシアのバレエ、日本のバレエ──まったく異なる世界

谷桃子バレエ団のYouTube動画で特に視聴者の関心を集めたのが、チケットノルマや団費といった“お金”の話だった。バレエという優雅な世界で活躍するバレリーナが実は生活に充分な収入が得られないどころか、逆にバレエ団を維持するための団費を支払っている。華やかなステージの裏にある過酷な現実に、驚きの声が相次いだ。

大塚さんも、日本で活動するために団費を払っている。「それでも、谷桃子バレエ団はチケット手売りのノルマがないから、まだありがたいです」という。

公演でファンから贈られた花は、毎日手入れして大切に飾る(撮影:梅谷秀司)

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