「一気に172店も閉店」「まさに閉店ドミノ」 ドミノ・ピザが国内の2割の店舗を閉店。”閉店ドミノ”は一体なぜ起きたのか?

ドミノ・ピザの大量閉店が話題になった。コロナ禍を経て、宅配ピザ業界はどのように変化したのか? なお、写真は保温ケース付きバイク(筆者撮影)
世界No1の宅配ピザチェーン「ドミノ・ピザ」が、日本国内の2割にあたる172店を「収益改善のため」閉店するという。
コロナ禍による「デリバリー特需」に沸いた宅配ピザ業界の3強(ドミノ、ピザハット、ピザーラ)の中でも、ドミノ・ピザはもっとも積極的に出店を続けていた。なぜ一転して「閉店ドミノ」に踏み切ったのか?
まずは絶品のピザを「やっぱ、美味いわ!」とばかりに味わいながら、現場ではなく経営サイドが抱える課題について考えてみたい。
宅配ピザは「ハレの日の特別な体験」
昔も今も、ピザを頼むのはだいたい「ハレの日」(特別な日。誕生日やクリスマスなど)と、相場が決まっている。

ドミノ・ピザのチーズはよく伸びる!(筆者撮影)
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