東洋経済オンラインとは
ビジネス #自動車最前線

トヨタもホンダもHUAWEIを採用!? 「オート上海」で見た最新車両の超進化

11分で読める
2/5 PAGES
3/5 PAGES
4/5 PAGES
5/5 PAGES

上海汽車工業との合弁事業、SAICフォルクスワーゲンとして出品したのは「ID.ERA」。

SUV「ID.ERA」はSAICフォルクスワーゲンが出品したコンセプト(筆者撮影)

3列シートのSUVで、プラグインハイブリッドシステム(PHEV)により走行距離は1000km。うちバッテリーだけで300km走ることを目指すという。

フォルクスワーゲン・アンフイ(安徽省)からは、若いターゲット層に向けたコンセプト「ID.EVO」で、800ボルトもの高電圧で駆動されるプラットフォームを使う。

フォルクスワーゲン・アンフイの「ID.EVO」は若いターゲットに向けたBEVのコンセプトモデル(筆者撮影)

そしてFAWフォルクスワーゲン(一汽大衆)は、新世代のコンパクトメインプラットフォーム(CMP)をベースにした「ID.AURA」を展示。AIを積極的に使い自動運転のレベル引き上げを狙うモデルだ。

「ID.AURA」は新世代のコンパクトメインプラットフォーム(CMP)を使うとされる(筆者撮影)

アウディも驚きを与えてくれた。従来、アルファベットで社名を表記するときは「Audi」としてきたが、今回もうひとつ「AUDI」とすべて大文字で表記する別のブランドを立ち上げた。

アウディと上海汽車集団(SAIC)による企画の第1弾として展示されたのは、AUDI「E5スポーツバック」。おおぶりな車体をもつBEVだ。

AUDIという中国向け新ブランドのお披露目とともに出展された「E5スポーツバック」(筆者撮影)

アウディは走りに関するエンジニアリングやデザインを、SAICはデジタライゼーションを、と「担当を分けて開発のスピードを上げている」とアウディは説明する。

会場では「Four-Rings Audi=従来の4つの輪をエンブレムに使ったアウディ車」と「Four-Letter AUDI=4つのアルファベットをブランド名にしたアウディ車」と分けての展示がおもしろかった。

さらに脅威になる中国メーカー

最後に、BYDにも軽く触れておこう。最大手のBYDは水平対向エンジンを新開発してPHEVを作る計画をもっているし、軽自動車サイズのBEVを日本に導入することも発表している。

2024年は、中国国内で371万台超を販売したBYDだが、海外でも欧州をはじめ、着々と市場を拡大している。そこがまたすごい。

東洋経済オンライン「自動車最前線」は、自動車にまつわるホットなニュースをタイムリーに配信! 記事一覧はこちら

BYDを含め多くの中国メーカーが、先のLiDARの例のような先進技術を搭載するものと、価格を抑えた身近なモデルの2方向のラインナップを進めているといえる。日本メーカーにとっても欧州メーカーにとっても、中国メーカーの動きは脅威だ。

【写真を見る】トヨタもホンダもHUAWEIを採用!? 「オート上海」で見た最新車両の超進化(17枚)

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

ビジネス

人気記事 HOT

※過去1週間以内の記事が対象