"頭のいい人"はラーメンの感想を「やばい」では終わらせない…【中身のない答え】を卒業する2大原則

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すると、自分たちが強みだと思っていたスペックと、お客さんが求めているスペックにギャップがあることが分かりました。そこで、さっそくプレゼン資料をお客さんのニーズを盛り込んだ内容に改善したところ、以前よりもぐんと売り上げが上がったのだそうです。

「頭の良さ」とは学歴やIQのことではない

こういう意見が、常に言えるようになるといいですよね。

けど、いつもきちんと考えているつもりなのにいい意見が思い浮かばず、「なんで私は、ありきたりで普通な意見しか思いつかないんだろう」「もっとズバッと解決につながるようなことが言えたらいいのに」と悩んだ経験があるのではないでしょうか。

他にも、

「いつも、誰かの意見に賛同するだけで、自分の意見が出てこない」

「意見を求められると、思いつかずにフリーズしてしまう」

「テーマに対して調べたことは言えるけど、『じゃあどうしたらいいのか』が分からない」

「具体的な対策が思い浮かばず、結論として『頑張ります』という趣旨のことしか言えない」

こんな悩みはあるあるですよね。けど、あなたの周囲にも、ありきたりではないユニークで、ハッとする意見を言える人が、いるんじゃないでしょうか。例えば、

・会議の席で少々のムチャ振りに対しても、すぐに上手い切り返しができる

・商談の席でも気の利いたことを言って、お客さんの心をつかむ

・企画書の中身も、ありがちではなくキラリと光るオリジナリティーがある

その人は、あなただけでなく、きっと周囲からも「すごい人」「面白い人」「頭がいい人」と思われていることでしょう。

そんな人を見て、あなたはどう思いますか。

「そういう人は、並の人とは違って頭のいい人なんです」

「きっと頭の回転が速いんだよ」

「クリエイティブな才能があるのかも」

では、その人は生まれつきすごい人だから言えるのでしょうか。あなたはずっとその人にかなわないのでしょうか。

答えはNOです。

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