会議で「代案出さず反対だけする人」へ賢い対処法 自分の意見が絶対に正しいともかぎらない

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(漫画:筆者作成)
会議の場で対案を出さずに反対ばかりする人がいるために、議論がまとまらず、困り果てた経験はありませんか。また、自分が出した企画を上司がなかなか通してくれずに悩んでいる人も少なくないと思います。こうした事態にどう対処すればいいのか。著書に『多分そいつ、今ごろパフェとか食ってるよ。』などがある漫画家・イラストレーター・グラフィックデザイナーのJamさんが、自身の経験を基に解説します。

反対する人は会議を邪魔したいわけではない

(漫画:筆者作成)

※外部配信先では図や画像を全部閲覧できない場合があります。その際は東洋経済オンライン内でお読みください

会議の場で積極的に意見は出すけど、それが反対意見ばかりの人や、代案を出さずに反対する人がいます。こういった人がいると、議題はいつまでたってもまとまらず、会議を進めようとしている人たちは必要以上にイライラしてしまいます。でも、反対する人は別に会議を邪魔したいわけではないのです。

これはSNSなどでも言えることですが、努力をせずにてっとりばやく承認欲求を埋める方法が、何かに反対することです。実力がなくてもマウントを取れて、自分の存在を簡単にアピールできる。相手の上げ足を取りたいとか、論破したいとか、性格に問題がある場合もありますが、会議でやっかいな存在になる人は、このタイプが多いと思います。

そして、SNSで誹謗中傷などによって承認欲求を満たす人が、なかなか言動を変えられないように、リアルであってもそうそう変わりません。だから、まともに向き合って消耗するより、そういう人もいるのだと割り切ったほうが楽なんです。

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