仕事で「熱心に報連相する人」、実は評価されない訳 「人の時間を奪う」という感覚を持っておくべき

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「コミュニケーションを頻繁にとればいい」というわけはありません(漫画:筆者作成)
ビジネスの現場では報告、連絡、相談、いわゆる「報連相(ほうれんそう)」が重要だと言われますが、上司に対して頻繁に報連相をすると、逆効果になる可能性があります。著書に『多分そいつ、今ごろパフェとか食ってるよ。』などがある漫画家・イラストレーター・グラフィックデザイナーのJamさんが、自身の経験を基に解説します。

せっかくの努力が空回り

(漫画:筆者作成)

※外部配信先では漫画を全部閲覧できない場合があります。その際は東洋経済オンライン内でお読みください

仕事ではコミュニケーションや報連相が大切ですが、上司に頻繁に話しかけているのに、まったく重宝されていないと感じることはありませんか? もしかしたらそれは、せっかくの努力が空回りして、マイナスの評価になってしまったのかもしれません。

まず、大前提の話ですが、仕事中に誰かに話しかけるということは、自分の都合で相手の仕事を中断させるということです。仕事の途中で話しかけられたら、今やっている作業の手を止めて、対応しなければなりません。それによって集中力がとぎれたり、作業スピードが落ちたりすることもあります。

急に話しかけられて、浮かんでいたアイデアが消えてしまったとか、作業の勢いが止まってしまったとか、そういう経験はありませんか? 相手に対応している間は、本来、自分の仕事に使えていたはずの時間を奪われます。だから、重要な要件でないかぎりは、仕事中に話しかけられた側には、マイナス要素のほうが多いのです。

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