知る人ぞ知る「新泉駅」いったい誰が利用するのか 鉄建建設の研修施設、線路や踏切リアルに再現

ホームドアも設置されている「新泉駅」。いったいどこにあって誰が使っている?(記者撮影)
千葉県成田市は古くから成田山新勝寺への参詣客が訪れる門前町として栄え、現在は成田空港に降り立った外国人観光客でにぎわっている。
鉄道インフラの研修施設
その「日本の空の玄関口」としてのイメージが強い成田市には、実は鉄道分野にも欠かせない施設がある。“鉄道工事のトップランナー”を自負する鉄建建設の「建設技術総合センター」だ。同社の研修や研究開発の拠点で、広大な敷地内には本物の線路と同じ実習線が設けられている。
実習線は約150mにわたって敷かれた複線。西端のホームエリアから東端の踏切エリアまでの間には分岐もあり、跨線橋やアンダーパスなど実際の工事現場を想定して鉄道施設をリアルに再現した。実習線は研究開発の実証実験にも役立てられているという。
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