知る人ぞ知る「新泉駅」いったい誰が利用するのか 鉄建建設の研修施設、線路や踏切リアルに再現

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駅は2面2線の対面式。ホームの長さは約40mあり、代表的な構造である盛土式と桁式で作り分けている。一部にはホームドアを備える。ボタンを押すと大きなブザー音と警報機が作動する列車非常停止警報装置、転落検知マットもある。

駅舎には「新泉(しんいずみ)」の駅名標。隣駅は「野毛平(のげだいら)」と表記してある。実習線が成田市新泉の野毛平工業団地内にあることから採られた駅名だ。

鉄建建設 研修センター 実習線
新泉駅は2面2線の対面式ホーム。実習線は複線で約150mの長さがある(記者撮影)

社内外から研修に訪れる

建設技術総合センター研修センターの長橋潤所長は「当社の新入社員や鉄道工事に従事する社員、協力会社のスタッフが安全対策などに関して研修をします。内容はそのときどきによって異なりますが、JR・民鉄各社からも研修に来てもらっています」と説明する。

鉄建建設 実習線
実習線には実際に警報機と遮断機が作動する「新泉第一踏切」も(記者撮影)
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