「マリオカート ワールド」新作がスイッチ2の目玉ソフトになるために欠かせない3つの要素とは?

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1992年にスーパーファミコンで初代『スーパーマリオカート』が発売されてからというものの、本シリーズは非常に存在感があるタイトルになっている。単なる速さを競うゲームではなく「アイテムでの妨害を採用したパーティーレースゲーム」という新しい楽しさを見いだし、その玉座に座り続けているといえる。

スーパーファミコンのあとも、ニンテンドウ64、ゲームボーイアドバンス、ニンテンドーDS、Wiiなど任天堂の各ゲーム機で発売されており、いまやすっかり定番のタイトルとなった。「任天堂のゲーム機を買うならば、まず一緒に買うだろう」と言われるような存在だ。

Nintendo Switchで発売された『マリオカート8 デラックス』は全世界で6735万本の売り上げを記録しており、このゲーム機で最も売れたソフトとなった。コントローラーをお裾分けできる仕様も相まって、その魅力がいかんなく発揮されたわけだ。

ゆえに、『マリオカート ワールド』も非常に期待されているソフトといえる。スイッチ2を買う人の多くが手にとるタイトルになるであろうし、今回は新しいゲーム機のデモンストレーションにもなっている。かなりロングスパンで売れるシリーズでもあるので、このゲームによってスイッチ2の運命が左右されるともいえるだろう。

最新作はゲーム内容が進化、オープンワールドに

今回の番組で発表された情報は、ゲーム内のさまざまな詳細情報にあたる。マリオ関連のさまざまなキャラクターが参加することや、新たなコースなどの様子が確認できた。

フォトモード
本作は広大な世界を自由に走れるのが大きな特徴。フォトモードで写真撮影を楽しむこともできる(画像:YouTubeよりキャプチャー)

『マリオカート ワールド』最大の特徴は、いわゆるオープンワールドになって自由に走れるモードがあることだ。これまでは基本的に決められたコースを走るだけのゲームだったが、昨今のレースゲームというジャンルにならうような広大な世界の走りも用意している。

こういった広大な世界を自由に走れるといった遊びは、ユーザー間のコミュニケーションと非常に相性がよい。友達や家族と会話しながら遊ぶとのんびり走っているだけでも楽しいし、何かアイテムがあったら互いに教えあったり、あるいはゲームそっちのけで雑談してもよいなど、遊びの幅が広い。

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