「健康長寿」のコツは日常の中に… 医師の鎌田實さんが提唱する【脳トレ生活】の"ちょっとした工夫"

ちょっとした工夫でできる「脳トレ生活」について紹介します(写真:Mills/PIXTA)
人生100年時代を迎え、健康寿命をいかにして伸ばすかが注目されていますが、76歳にして現役医師の鎌田實さんによれば、寿命を伸ばし脳を元気にする秘訣は日常生活の中にこそあるといいます。
そんな鎌田さんが提唱する、日々の暮らしを「脳トレ生活」に変える方法を、鎌田さんの著書『医師のぼくが50年かけてたどりついた 長生きかまた体操』から、一部を抜粋・編集してお届けします。
寿命を伸ばし、脳を元気にする鎌田式「歩き方改革」
ウォーキングは副作用ゼロの「歩く薬」。そして、「歩き方」を少し変えるだけで、その効果を高めることができます。
意識すべきは、歩数よりも「歩く速度」。
米ピッツバーグ大学が3万人以上の高齢者を6~21年間にわたって調査したところ、65歳の男性の例では、秒速1.6mで歩く人の平均寿命が95歳以上、秒速0.8mでは約80歳、秒速0.2mでは約74歳と差がついたのだとか。
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