最新科学に学ぶ「脳の鍛え方」意外と知らないコツ 実は経験的に「当たり前」に行ってきたことだった
集中力とドーパミンの問題
ストレスに立ち向かい困難に前向きに対処するには集中力が必要です。
そして、集中力について理解するには、脳の「報酬系」の仕組みを理解する必要があります。
理解のカギになるのは脳の側坐核から放出されるドーパミンです。ドーパミンは、ともすればエネルギー消費を避け怠惰になりがちな私たちの意識を、外部環境に向けて行動させるための神経伝達物質です。
ドーパミンが出ると、その瞬間は多幸感で満たされるため、「快楽物質」と捉えられていますが違います。正確には人間に行動を起こす動機を与える「期待物質」です。
デート当日よりもデートを企画しているとき、マイホームを手に入れた後よりも、マイホームについて思いを巡らせているときにドーパミンは分泌されます。


















無料会員登録はこちら
ログインはこちら