自由な時間は週に27時間しかないサラリーマンへ…20年で8億円貯めた「コジ活投資家」が勧める"時短投資術"
そこで、私が実践している「コバンザメ投資法」を紹介しておきましょう。これは人様の力を最大限にお借りして行う銘柄選択の術です。
なかでもおすすめなのは「大株主作戦」です。具体的には、信頼できる大株主を見つけて、その大株主が保有している銘柄を買っていくという手法です。
ある程度、自分の手法で選んだ銘柄の大株主を調べていくと共通で名前が登場する場合があります。そのような大株主が見つかればしめたもの。
なぜなら、銘柄選定が自分自身と似通ったところがあるからこそ複数銘柄でカブることが起きていると想像できるからです。そうなれば、あとはその株主が保有している他の銘柄を探して投資対象にしていけばいいのです。
「よさを理解できていない銘柄」は買うべきではない
直近の事例では、企業が自社のショッピングサイトを作り運営することを支援するサービスを展開していたEストアー(4304)。
この会社には、私がウォッチしている大株主のうち、なんと吉田知広さん、山沢滋さん、鈴木智博さんという3人もの方が大株主に名を連ねていました。
Eストアーは、ECサイト構築システム「ショップサーブ」事業とEC構築支援サービスを元々提供しており、これらのノウハウを生かした新人起業家との共同経営事業であるHOI(ハンズオンインキュベーション)事業でも成長を続けていました。
インキュベーションの本来の意味は「親鳥が卵を抱いて孵化させる」。つまり、新人起業家を卵に見立て、起業(孵化)させて、育て上げるのがインキュベーションで、それをハンズオン、つまり支援策の提案及び実施計画書の策定を伴走支援する事業です。
このHOIがアパレル系だったので、アフターコロナで子会社IPOも期待できると考え買っていました。3人の大株主と意見の一致をみたことから、確度は高いと確信できるわけです。
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