震災パニックという「暴落相場」で得た5つの教訓 凄まじいまでの「投げ売り相場」でやるべきこと

著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小
東日本大震災の発生は、金曜日の「大引け」間際のことだった(写真:Caito/PIXTA)
古くはブラックマンデーに始まり、サブプライムショックに東日本大震災、記憶に新しいところでは2020年のコロナショックと、いわゆる「暴落相場」は突然やってきます。そんな「暴落市場」による損失を抑えるためには、どんな心がまえが必要なのでしょうか。毎月5万円の積み立て投資から15年で1億円を貯め、この春にはついに運用資産が7億円を突破したというwww9945氏が、東日本大震災の経験を振り返ります。
※本稿はwww9945氏の著書『年収300万円、掃除夫だった僕が7億円貯めた方法』から、一部を抜粋・編集してお届けします。

金曜日の「大引け」間際を襲った東日本大震災

2011年3月11日の東日本大震災。起きたのは金曜日の相場がもうすぐ終わろうかという大引け間際だった。この日の日経平均株価は1万298円から1万254円とほぼ動いていない。

翌月曜日は寄り付きに大きく窓を開けて1万44円、終値は9620円。火曜日は9441円から8605円。一時は8227円をつけた。日経225先物は一時7800円台まで落ちている。

株式市場で見た震災パニックの特徴は震災後の月曜日、火曜日の2日間で1万円からザラ場8227円と20%近くも暴落した点だ。

次ページ多くの投資家の対応が後手に回った
関連記事
トピックボードAD
マーケットの人気記事